私が利用させていただいている Dynamic DO!.jp  とのDNS自動更新のプログラムです。
内容は、Dynamic DO!.jp がサンプルとして提供しているものです。

#!/bin/sh
wget -q -O - 'http://free.ddo.jp/dnsupdate.php?dn=yukke-no-kobeya&pw=umachan' \
grep "yukke-no-kobeya" | grep -v "SUCCESS"
exit

umachan の部分がパスワードになります。(架空のものです)
これを例えば ddo-update.sh のファイル名で登録しておきます。

vi /etc/cron.d/ddo-update
50 23 * * * root /root/ddo-update.sh | nkf -s

のように設定します。
この場合は、毎日23時50分にアクセスして更新します。
(ヤフーの場合は、一般ユーザー(特に契約をしない)でもIPアドレスが変わる事は無いようです。)
グローバルなIPアドレスの変化が多い場合には頻繁に更新を行う必要があります。
他サイトに時間設定の方法の記載がありましたので、抜粋させていただきました。

43 23 * * *               23:43に実行

12 05 * * *             05:12に実行

0 17 * * *                17:00に実行

0 17 * * 1                毎週月曜の 17:00に実行

0,10 17 * * 0,2,3         毎週日,火,水曜の 17:00と 17:10に実行

0-10 17 1 * *             毎月 1日の 17:00から17:10まで 1分毎に実行

0 0 1,15 * 1              毎月 1日と 15日と 月曜日の 0:00に実行

42 4 1 * *              毎月 1日の 4:42分に実行

0 21 * * 1-6            月曜日から土曜まで 21:00に実行

0,10,20,30,40,50 * * * * 10分おきに実行

*/10 * * * *        10分おきに実行

* 1 * * *         1:00から 1:59まで 1分おきに実行

0 1 * * *         1:00に実行

0 */1 * * *        毎時 0分に 1時間おきに実行

0 * * * *         毎時 0分に 1時間おきに実行

2 8-20/3 * * *      8:02,11:02,14:02,17:02,20:02に実行

30 5 1,15 * *       1日と 15日の 5:30に実行


又、記載のnkf -s は更新の結果がメールで毎日届きますので、その際の文字化けに対処するためのものです。
-e EUCコードに変換
-s シフトJISコードに変換
-j JISコードに変換

届くメールの内容は、下記のようなhtml形式になります。(メールの場合は通常の設定ではタグがそのまま表示されます。)

Dynamic DO!.jp
IPアドレス更新完了.
※IPアドレスに変更がありませんため、パスワードはチェックしておりません。
2009/08/22 10:30:03


【注記】
メールが届くようにするためには、root 宛てのメールを転送するように設定する必要があります。
下記にその設定例をFedora で自宅サーバー構築さんから抜粋させていただきました。
当該サイトには詳しい説明がありますので御覧ください。

(7)root宛メールを転送する
システムからroot宛に重要なメールが送られてくるので、root宛メールを普段使用しているメールアドレス宛に転送するようにする
[root@fedora ~]# sed -i '/^root:/d' /etc/aliases ← 旧root宛メール転送設定削除

[root@fedora ~]# echo "root: hoge@nifty.com" >> /etc/aliases ← root宛メールを普段使用しているメールアドレス(例:hoge@nifty.com)宛に転送する設定を追加

[root@fedora ~]# newaliases ← 転送設定反映

[root@fedora ~]# echo test|mail root ← テストメールをroot宛に送信してみる
テストメールが転送先メールアドレス宛に届いていることを確認する

以上です。